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2011年4月13日 (水)

丸紅、米国のシェールオイル開発計画に参加

丸紅は44日、米国のMarathon Oil Corporationとの間で、コロラド州・ワイオミング州のDenver Julesburg 盆地のNiobrara shale oil の権益180千エーカーの30%を約270百万ドルで取得することに合意し、権益売買契約を締結した。

加えて、丸紅とMarathon Oil は、Niobrara shale oilエリアでの更なる事業拡大を視野に入れ、同エリアにおいて新規権益を共同取得していくことにも合意した。

Niobrara shale oilエリアは、北米における有望なシェールオイル鉱区として注目を集めており、近年、鉱区の売買取引が活発化し、数多くの石油ガス開発会社が開発・生産を進めている。

米国におけるシェールガスおよびシェールオイル

Marathon Oil は米国ノースダコタ州のバッケン・シェールオイルを含む複数のシェールオイル・シェールガスの開発・操業で実績を有すると共にアラスカ及び赤道ギニアLNGプロジェクトへの参画、世界各国にて石油ガス上流事業を展開、さらにはグループ会社にて米国国内で石油精製、販売事業を長年に亘って行っている。

丸紅とMarathon Oil はかねてから赤道ギニアLNGプロジェクトのパートナーとして関係が深い。

丸紅は、100%子会社の丸紅ガス開発を通じ、国際コンソーシアム(Equatorial Guinea LNG Company )の株主として、赤道ギニア沖Bioko島におけるLNGプロジェクトに参画している。

国際コンソーシアムの出資比率は、Marathon Oil 60%、Sonagas(赤道ギニア国営ガス会社) 25%、丸紅ガス開発 6.5%、三井物産 8.5%となっている。

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Niobraraエリアのシェールオイル開発では、伊藤忠が2010年10月に、米国のエネルギー・電力・建設関連複合企業 MDU Resources Group Inc.の子会社で石油天然ガス開発会社のFidelity Exploration & Production Company との間で、約88,000エーカーの鉱区権益の25%を取得し、事業に参画する契約を締結している。

北米のシェールガス開発では、以下の各社が開発に参加している。

三菱商事 ブリティッシュ・コロンビア州のCordova堆積盆地のシェールガス

 
2010/8/26 三菱商事、カナダのシェールガス開発プロジェクトに参画 
三井物産 ペンシルベニア州のMarcellus Shaleエリアのシェールガス

 2010/2/18  
三井物産、米国でシェールガス開発生産プロジェクトに参画
住友商事 ①テキサス州Barnett Shale field開発
②ペンシルベニア州
Marcellus Shale field開発

 2010/8/26 
三菱商事、カナダのシェールガス開発プロジェクトに参画 
双日 テキサス州北東部Carthage onshore gas 鉱区
 
Tightsand gas、シェールガス

 2010/10/19 伊藤忠、米国のシェールオイル開発に参加、商社の非従来型石油/ガス開発出揃う

伊藤忠 Niobraraエリアのシェールオイル

2010/10/19 伊藤忠、米国のシェールオイル開発に参加、商社の非従来型石油/ガス開発出揃う


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