Dow増配
Dowは4月11日、取締役会が第2四半期の1株当たり配当をそれまでの15セントから25セントに増やすことを決めたと発表した。
6月末の株主に対し、7月29日に支払う。
Dowは1912年以降、四半期ごとに配当を払っており、これは連続399回目の配当となる。
同社の損益は2008年に急落、2009年も低水準であったが、2010年決算は増収増益となった。特にPlasticsの増益の影響が大きい。
同社は2009年4月にRohm & Haasの買収を完了している。
単位:100万ドル | ||||||||||||||||||||||||
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2011/3/16 Dow、BASF、Bayer の2010年決算
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Dow は2009年第1四半期の配当を、それまでの42セントから15セントに減らした。
これは97年目で初めての減配である。
2009/2/23 Dow Chemical、史上初の減配
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コメント
増配もさることながら、ローム&ハース買収のための借入金(社債)を必死に返済しています。こっちの方がすごいなあと思っています。リーマンショック後の収益力の回復&合併効果&シェールガス?もあって、ベーシック部門の売却を考えなくてもよくなった。
この時期の増配発表は相当自信あるんだろうなあ。
投稿: katsu | 2011年4月20日 (水) 10時25分