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2010年11月27日 (土)

中国、知的財産権保護に特別プロジェクト活動

中国が知的財産権の侵害対策に本腰を入れ始めた。

国務院は10月27日、「知的財産権侵害及び模倣品・粗悪品の製造・販売の摘発に関する特別プロジェクト活動方案の公布に関する国務院弁公庁の通達」(国弁発〔2010〕50号)を出した。

   JETRO仮訳 http://www.jetro-pkip.org/upload_file/2010111616440021.doc

中国では知的財産権保護業務は前向きな成果を収めたが、知的財産権の侵害、模倣品・粗悪品の製造・販売といった現象が依然として発生しており、一部の地区と分野においてはまだ相当深刻で、市場経済の正常な秩序を乱し、企業の競争力及びイノベーションに対する積極性を妨害しているだけでなく、我が国の国際的イメージをも傷つけているとし、
2010年10月から2011年3月にわたって、全国範囲における知的財産権侵害及び模倣品・粗悪品の製造・販売行為を摘発する特別プロジェクト活動を集中的に展開するとしている。

具体的な行動は以下の通り。

(1) 生産元に対する整理整頓を強化すること。

(2) 市場への監督管理を強化すること。

(3) 輸出入及びインターネット等領域における知的財産権の保護を強化すること。

(4) 刑事司法による摘発を強化すること。

(5) 政府機関において正規ソフトウェアを全面的に使用すること。

(6) 知的財産権保護の宣伝を強化すること。

ーーー

国務院は11月5日、全国知的財産権保護及び法執行活動に関するテレビ会議を北京で開催した。

温家宝首相は
以下の通り述べた。

   JETRO仮訳 http://www.jetro-pkip.org/upload_file/2010111616450031.doc

知的財産権の保護は、創造的労働を尊重し、イノベーションを奨励する基本的な制度であり、法治国家そして信用遵守社会を建設するための重要な内容であり、イノベーション型国家の建設、社会主義市場経済体制の整備化には、知的財産権をしっかりと保護しなければならない。

中国では、知的財産権の保護において著しく進歩したが、知的財産権保護の実態は改革開放の深化、そしてイノベーション型国家の建設に相応しくなく、一部の地域と分野において権利侵害である海賊版や模倣品の製造・販売が深刻である状況も無視できない。

現在、知的財産権保護の面で存在している顕著な問題を重視し、確実に解決して、知的財産権保護の活動を全面的に推進し、より大きく進化させなければならない。
創造への奨励、効果的な運用、法に基づく保護、科学的な管理との方針を継続して堅持し、知的財産権侵害及び模倣品や粗悪品の製造・販売を摘発する特別プロジェクト活動に重点を置いて、知的財産権保護の活動を全面的に推進しなければならない。

第一に、重点に特化し、実効性を追求すること。

第二に、監督管理と法執行を強化し、全プロセスの整理整頓を実現すること。

第三に、刑事司法による取締力を強化し、知的財産権侵害行為を摘発する高圧的な態勢を作りだすこと。

第四に、廃棄と構築を両立させ、知的財産権の保護に良い環境作りに努めること。

第五に、知的財産権保護の法制度、施策と体制の整備を加速し、長期に効果のある体制を構築すること。

ーーー

中国公安部は海外及び国内の有名ブランドの知的財産権の侵害に対し、取り締まりを命じた。

公安部副部長は11月19日、本、オーディオ、ビデオ、ソフトウェア、医薬、食品、種子などの違法なコピーの製造販売との戦いに大きな努力が必要であると述べた。


目次、項目別目次
    
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htmにあります。

  各記事の「その後」については、上記目次から入るバックナンバーに付記します。


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