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2010年9月 7日 (火)

日揮、スペインで太陽熱発電事業を実施

日揮は9月3日、スペインの Abongoa S.A.の子会社 Abengoa Solar と共同で、同国における新規太陽熱発電事業の実施を決定したと発表した。

スペイン南部Cordobaに50MWの太陽熱発電所2基 (合計100MW) を新たに建設し、同国内向けに売電する事業。
本事業により約 52,000世帯分の一般家庭用電力が賄われる。

発電所の建設および事業運営は日揮が26%、Abengoa Solarが74%を出資する新事業会社を通じて実施する。

操業は2012年からを予定し、電力買取りはスペインで法制化されている優遇買取価格制度である
Feed in Tariffが適用される。

総事業費は約5億ユーロ以上で、このうち3億5,000万ユーロは三井住友銀行等によるプロジェクト・ファイナンス融資を受ける予定で、日本貿易保険が地球環境保険枠を適用し、海外事業資金貸付保険の付保を行う予定。

本事業は日本企業による初の商業用太陽熱発電事業となる。

太陽熱発電は太陽光エネルギーを鏡で集光、オイルなどの熱媒体を集熱設備で加熱、その加熱された熱媒体で蒸気を発生させ蒸気タービンを駆動する発電方式。
太陽熱発電の利点は、日中に熱を貯め、夜間にその熱で発電することが出来るため
24時間送電が可能なこと。

参考

 2009/7/17 DESERTEC プロジェクト スタート

 2010/2/26 アラブ諸国、太陽エネルギー輸出国に?

Abongoa S.A.は1941年に設立され、太陽エネルギー、バイオエネルギー、環境、IT、インフラ分野の設計・建設という5つのビジネスユニットに分かれており、70ヵ国以上で実績を保有している。

子会社 Abengoa Solar は太陽エネルギーに関する事業・技術開発に特化した会社で、既に発電容量として193MWの太陽熱発電プラントを稼働させており、450MW分を建設中。

ーーー

日揮は設計・調達・建設 (EPC) ビジネスで培った多様な技術や知見を活かし、以下の計画に参画している。

水・発電事業(IWPP、分散型発電)
  Taweelah B IWPP Project (U.A.E. アブダビ)
       
    パートナー: アブダビ水・電力庁、丸紅、BTU(米国)、パワーテック(マレーシア)
    事業概要: アブダビ首長国タウィーラ地区で稼動中の
100万 kW火力発電設備および日量45万トンの造水設備を買収し、
さらに100万kWの複合火力発電設備および日量30万トンの造水設備を新たに建設、
総出力 200万kWの発電設備および日量75万トンの造水設備を20年間にわたって操業。
     
  Taweelah A2 IWPP Project (U.A.E. アブダビ)
       
    パートナー: アブダビ水・電力庁、アブダビ国営エネルギー会社、丸紅
    事業概要: アブダビ首長国タウィーラ地区における発電・造水事業。
710MWの発電設備及び日量約23万トンの造水設備で構成。
発電設備には高効率ガスタービンを用いたコンバインドサイクルを採用。
     
  Rabigh IWSPP Project (サウジアラビア ラービグ)
       
    パートナー: 丸紅、伊藤忠商事、ACWAパワー(サウジアラビア)   〈日揮 25%〉
    事業概要: ラービグ地区で住友化学サウジアラムコが、共同で推進する
世界最大級の石油精製と石油化学の統合コンプレックスに対し、
360MWの電力、5,580トン/時の水および1,230トン/時の蒸気を供給可能な設備を建設、
完成後25年間にわたり操業。 日揮は、本事業を運営する事業会社に出資。
     
海水淡水化事業(中国天津市)
       
    パートナー: Hyflux(シンガポール)
    JV: H.J. NewSpring Limited (50/50)
    事業概要: Hyfluxは、天津市に造水能力日量10万トンの海水淡水化プラントを建設
 (2009年7月から工業用水の生産を開始、石化コンプレックス等へ販売)
さらに日量5万トン規模の設備増設を計画
 (2011年第3四半期には生産量が日量15万トンの中国最大の海水淡水化プラント)

本事業を共同で運営。

       
バイオエタノール製造・発電事業(フィリピン ルソン島イザベラ州)
       
    パートナー: 伊藤忠商事、現地パートナー
    JV: Green Future Innovationss, Inc.
    事業概要: サトウキビ原料のバイオエタノール(54,000kl/年)の製造・販売事業
サトウキビ残渣(バガス)を燃料とする火力発電(最大19MW)による電力販売事業
       
    参考: フィリピンでは自動車用ガソリンにバイオエタノールを現行で5%混合することが義務化され、
2011年には10%を混合することが義務化される見込み。
       

目次、項目別目次
    
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/blog/zenpan-1.htmにあります。

  各記事の「その後」については、上記目次から入るバックナンバーに付記します。


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コメント

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スーパーコピー時計 https://www.cocoejp1.com/ProductList1.aspx?TypeId=811224437443790

投稿: スーパーコピー時計 | 2020年6月 6日 (土) 10時02分

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