足立区が「モスキート」で不良撃退実験導入
2006年のイグ・ノーベル賞(The Ig Nobel )の平和賞に高周波雑音発生装置「Electromechanical Teenager Repellant」、通称「モスキート」を発明した英国のHoward Stapletonが選ばれた。
人間は年をとるに従い、高周波の音が聞き取れなくなる。「モスキート」はこれを利用して、若者しか聞き取れない高周波の雑音を発して、街にたむろするteenagerを追い払うための装置(repellant)として開発された。
2006/10/13 ノーベル賞とイグ・ノーベル賞
東京都足立区が本年5月21日から、区立北鹿浜公園に「モスキート音」と呼ばれる高周波音を流し、たむろして破壊行為などを繰り返す若者らを「退散」させる実験を始めた。
使われるのは、英国製の「モスキートMK4」という高周波音発生装置。5月中旬から来年3月までの予定で1台を試験設置し、午後11時から午前4時まで作動させる予定。
公園管理課では、近隣住民の声も聞きつつ慎重に実験する方針で、効果次第では、ほかの公園を含めた本格導入も検討する。
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