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2006年10月14日 (土)

韓国企業、円安ウォン高で悲鳴

韓国企業が最近の円安ウォン高に悲鳴をあげている。韓国の新聞では、「日本製品と競争できない」、「靖国参拝よりさらに大きな問題」などの記事が並んでいる。


2006/8/26 「
韓国の上場企業、10社中3社が赤字」では以下のように述べた。

「投資・消費・雇用が不振の中で物価が上昇しており、経済の支柱となってきた経常収支までが原油価格の高騰とウォン高の影響で悪化し始めた。 5年前は1ドル1,300ウォンだったのが、今では1ドル970ウォンとなっている。」

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現在も1ドル970ウォン近辺だが、円安が進み、なんとか100円=800ウォンを維持しているが、「韓国政府当局が積極的に為替防衛をしなければ、今月中に700ウォン台に下落する可能性が高い」とされている。(13日の外国為替市場で一時100円=800ウォンを割った。)

経済界では「円安発輸出不振」を訴える悲鳴が出ており、アナリストは「為替レートが100円=830ウォンだったころ、韓国製品は日本製品よりも価格競争力で10%程度優勢だったが、為替レートが700ウォン台に下落すれば価格競争力が完全に相殺される」と指摘している。

特に世界市場で日本製品と直接競争している自動車・電子・鉄鋼分野では、韓国製品が価格競争力を得た日本製品の攻勢を受ける状況に陥っている。

韓国企業は米国市場で日本企業の安値攻勢を受けており、日本に直接輸出する韓国企業の中には、輸出中断の決定を下す企業が増えているという。

英国の経済週刊誌『エコノミスト』最新号も「世界で最も平価が切り下げられている通貨は日本円だ。日本の輸出企業は円安を背景に、最近ウォン高傾向にある韓国企業などに対し、大きなアドバンテージを得ている」と報じている。




日本の化学会社の輸出の好調も、円安の恩典がかなり大きい。

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